熊本市北区から
太陽光発電を普及させ
本気で再エネ100%を目指す男、
竹本雄一です!
今回のブログは「V2H」に関して。
中でも低価格の「ニチコン」のV2Hが人気なので、それに絞った注意点を書いております。
このブログを読まれていると言うことは既に電気自動車をお持ちか、これから購入予定の方ではないでしょうか。
今回のブログはV2Hを採用する前段階での注意点のみを書きたいと思います。
それでは早速「意外と知らない注意点」です!
以下、詳細です。
目次
そもそもニチコンV2Hとは?
そもそも一体、V2Hとは何なのか?ですが、英語表記すると「Vehicle to Home(ビークル・トゥ・ホーム)」となります。
直訳の様に「ビークル(車両)・トゥ(と)・ホーム(住宅)」を繋ぐシステムとなります。
繋いで何をするかと言いますと電気自動車(EV)に充電はもちろん、放電もできる機器になります。
つまりEVを蓄電池代わりにできる機能が付いたシステムと言う話しです。
代表車種として日産リーフが挙げられます。
これから対応車種が増える事に期待大です。
注意点として外車の車種はコネクタが合わないのと、合ったとしても放電は出来ませんのでご注意ください。
2021年時点ではメーカーとしてはニチコンの一択となってしまいました。
過去には三菱も製造しておりましたが金額が高過ぎたのか近年、事業撤退してしまいました。
しかし将来的にはパナソニックも参入するとか、しないとか噂程度ですが話しは出ております。
またOEMとしてデンソーからも販売されています。
今はニチコンの一択になっておりますが理由としては他メーカーより定価が極端に安かったので注目されたからでしょう。
- ニチコンV2Hスタンダードモデル:定価398,000円(税別)
- ニチコンV2Hプレミアムモデル:定価798,000円(税別)
ただしこの価格にはオプション品や工事及び設置費用が含まれておりませんのでご注意ください。
とは言え、三菱を参考価格にしますと100万円以上、定価が安かったので導入される方が増えて来たのかと考えます。
∟ニチコンV2Hスタンダードモデルとプレミアムモデルの簡単な違いに関して
実は見た目は全く同じです。では何が違うかと言いますと、大きく分けると以下の3点です。
⑴停電時の違い
- 項目:スタンダードモデル/プレミアムモデル
- 出力:3kVA/6kVA
- 負荷:特定負荷/全負荷
- 電圧:100Vのみ/100・200V対応
- 供給電源:不可/太陽光発電より可
⑵操作の違い
- 操作:本体ボタン/スマホアプリ
⑶保証の違い
- 保証年数:3年/5年
大まかな違いはこんな感じになります。
※共通点として、通常のEV用充電コンセントより2倍近く充電時間が短縮されます。
一般家庭において太陽光発電とEV、V2Hがあればとてもエコなシステムになること必至です!
下の方にお客様の声を載せておりますのでご覧ください。
❶ニチコンV2Hの設置場所に関しての注意点
∟⑴V2Hは塩害地域は設置NG
沿岸から1km以内のご自宅の場合、ニチコンのV2Hは設置不可の場合があります。
海が近いご家庭の方は導入前に地図上でしっかり確認されることをお勧めします。
業者が相談に乗ってくれるはずですので導入前に相談をしっかりされて下さい。
∟⑵分電盤からV2Hまでの距離は50m以内に
分電盤とは家の中にあるブレーカがたくさんついている箱のことです。一般的に脱衣場の天井面付近に付いています。
ニチコンのV2Hは、そこから50m以内に設置しなければなりません。専用のケーブルが最長50mだからです。
なかなか50mを超える家は少ないかもしれませんが熊本は、お庭が広いお家がたまにあるので、そんな方はご注意ください。
分電盤はお家の中にあり設置場所が外で遠く離れた駐車場などに設置する場合、50mを超えることになるかも知れません。
導入を決められる前に施工方法を業者としっかり打合せの上ご検討されて下さい。
∟⑶V2H本体は水没に注意
ニチコンV2Hは精密機器ので水没してしまっては使用できません。使用できないどころか故障の原因となります。
使用できないどころか感電の可能性もありますので注意が必要です。
一応、V2H本体は25cm水没安全基準です。
ですが大雨の氾濫時などそれ以上になりそうな地域の方は「基礎」を高くするなどして施工方法を工夫することが必要です。
∟⑷V2H本体からのファンの音に注意
ニチコンV2H本体の設置場所が住宅の側だとEVに充電・放電中に冷却ファンが回るので音に敏感な方は注意が必要かもしれません。
お隣様にもご配力ください。
❷ニチコンV2Hオプション品別売りに関して
∟⑴V2H本体以外のCTなど付属品は全て追加となる
ニチコンのカタログに載っているのは、定価だけで見るのでとても安価に思えますが、その他のシステム付属品が全てオプションなので注意が必要です。
V2H本体だけでは動きません。
それぞれオプション品が違うので導入をご検討の際に業者にご確認下さい。
∟⑵V2Hは停電時用の切替盤が必要
こちらはメーカーオプションでもないのでカタログには掲載されていませんが確実に必要になります。
もちろん、電気工事費など設置費用も別途必要になります。
❸ニチコンV2Hは出力を超えるとどうなるの?
∟⑴出力を超えてしまうとV2Hは停止してしまう
停電時に出力(kVA)が関係してきますが、先に書きました様にV2Hスタンダードモデルだと3kVA、プレミアムモデルだと6kVAとあります。
ここまでは良く理解されてる方が多いのです。
ではこの数値を超えてしまったらどうなるのでしょうか?
それは「停止」してしまいます。これが答えです。
停止したら再起動かければ済む話しです。ご安心ください。
ただ、3kVAは油断したら超える可能性がありますが6kVAは一般家庭に措いて、なかなか超えることは難しいと思います。
例えると冷蔵庫、電子レンジ、エアコン2台、ドライヤー、洗濯機、掃除機を同時に電気を使った感じです。
停電時になかなかそんなに使えませんね・・・?
∟⑵ホームエレベーターや井戸ポンプはV2H回路と別回路に
V2Hから停電時に電気を供給す際にホームエレベータや井戸ポンプはなぜ別回路にしないといけないかと言いますと、この二つの共通点は「モーター」で動くという点です。
特に初動(動き出す時)に大きなエネルギーを必要とするモーターなので瞬時に大電流が流れ、❸-⑴で書いたように出力を超えてしまう可能性が高いからです。
もしご自宅にこれらの設備がお有りの際は設置前によく業者と相談して決められてください。
❹ニチコンV2H導入前に住宅の使用環境に関して知っておくべきこと
∟⑴V2H設置時は40A~15kVAの契約まで
これはご自宅の電力会社(九州電力など)のご契約容量の話しになります。
低い方(40A以下)はほぼ問題ではないのですが、高い方(15kVA以上)はこれを超えてしまうとニチコンV2Hは設置不可になるので契約容量はしっかり見ておいた方が良いでしょう。
もし超えてしまっている場合は別に分電盤を分ける施工方法が必要になります。
大きな追加費用が発生しますので業者に事前に調査して頂いた方が良いでしょう。
∟⑵V2HプレミアムモデルはWi-Fi環境が必要に
ニチコンV2Hプレミアムモデルのみの話しになりますがこのモデルは先述したようにスマホで操作することが可能なのでWi-Fi環境が必要になります。
ない場合、有線タイプもありますが、もちろん別途工事になります。
しかし電気工事店ではWi-Fiは対応できない事が殆どなのでお客様ご自身でご用意する必要があります。
∟⑶一般的なV2Hは停電時に切替は自動ではない
カタログ上では詳しく説明してありませんがニチコンV2Hはスタンダードモデルもプレミアムモデルであっても、停電した時にはご自身で操作をしないと動きません。
ブレーカを切ったり、コネクタに差し込んだりEV車の電源をオンにしたり、切替分電盤を切り替えたり少し複雑です。
停電時にそれらの操作をできる方がお家に居ないと結局使えない事態になりますので注意が必要です。
※2021/11発売予定のニチコンV2Hプレミアムモデルplusは全て自動切換えになります。価格もその分、上がります。参照定価:1,707,000円(税別)
以上になります!
もっと詳しく聞きたい!と、仰る方は「V2Hの事を聞きたい」と先ずは竹本宛にはお電話を!
また、簡単なお問合せや概算お見積りは公式LINEでもお受けしております。
❶お名前
❷ご住所
❸V2Hを設置したい場所のおおまかな距離(建物からどれぐらい離れているか)
これだけで訪問せずに概算お見積り作成出来ますのでお気軽にお問合せ下さい。ポリシーとしまして「無理な営業は一切致しません」のでご安心下さい。
皆様からのお役に立てますようスタッフ一同、頑張らせて頂きます!
❺ニチコンV2Hを設置されたお客様の声
以下はお客様より直接メールを頂いた内容になります。ご覧ください。※関東でのお客様でしたが修正などせずにそのまま添付しております。
竹本さん
こんばんわ、ご活躍拝見しております。
我が家のパネルですが東電への申請が済み、もう間もなく売電開始です。
約半年がたちましたが以下の通りの発電状況です。
5/6/7/8月が約500
9月が400弱(関東は長雨でした)
10月は約450
11月は約500
ということなので年間とすると5500程度と想定しています。
車の経費(車検、税金、保険料)は発電による電気代減&売電(これからですが)
で十分賄え、十分おつりがもらえます。
夏(7-8月)はエアコン3台使用のため、使用率が発電を上回りますが、それ以外は発電が30%程度上回っている状況です(リーフの充電はすべて自宅です)
結果、ガソリン代が月1万円は減少しているので、リーフ&パネルの組み合わせは非常に相性が良いのだと思います。
上記のおつりと月々のガソリン代削減で15万円程度/年間とすると、やはり投資に対して7%程度とすると、非常に良い判断だと思っております。(125パネル+100リーフ)また、あまり考えていませんでしたが、リーフが思いのほか乗りやすく、静かで、すごく気に入っています。また電気自動車まだ珍しくその点でも多少優越感もあります。
100万円の車ですが(笑)
竹本さんのブログでリーフ&V2Hの試みが掲載されていました、非常にうれしい限りです。ブログ読ませていただき、将来的には、今使っているリーフを蓄電池として
設置し、もう一台EV&V2Cを購入して、夢のオフグリッドが見える気がしました。
EV2台であれば、蓄電としてはこれ以上ないと思います。
添付以上です。
とても嬉しいご感想を頂きましたので掲載させて頂きました。
まさにお値段以上!ですね!
❻弊社メディア出演・ブログ作成紹介
代表の私の活動を熊本県民テレビ(KKTてれビタ)様に取り上げて頂いた時の一幕です。(2021/9/23)
私どもの活動を熊日日新聞様に取り上げて頂いた時の資料です。(2021/8/13)
他にも中学校の教科書に施工例をご紹介して頂いたり、熊本市主催の講演会で大西市長様方とパネラーとして登壇させて頂いたりと私達の取り組みを高くご評価頂いております。
ブログ作成者紹介
文章作成:タケモトデンキ㈱ 代表取締役 竹本雄一(出身:上天草市大矢野町、工大高卒(現文徳高校)、熊本市北区龍田陳内在住、3人の子どもに恵まれ言う事を聞かない長男子育てに苦戦中、、、)
会社住所:熊本市北区楡木2-11-95
電話:096-327-9988
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