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千葉県の台風被害の一日も早い復旧を

心から祈念しております。

 

千葉にも仲間の同業者の方々が

沢山いらっしゃいます。

 

朝からのニュースで二日連続で聞いたので

「復電火災」に関して。

 

幸いにも熊本の震災の時には

恐らく一軒もなかったのでは？？

と記憶しております。

 

「復電火災」それは何かと言いますと

災害で停電になる

↓

そのまま別の場所に避難する

↓

家にいないときに停電が復旧する

↓

その時に倒れた電化製品（特に熱を発するもの）が可燃物を燃やしてしまい

↓

家が火災になる。

 

となります。

ただしこれは僕の記憶するに

冬場に良く起こること。

 

何故かと言いますと

原因の殆どは電気ストーブ関係と

聞いたことがあるからです。

 

でも今回は明らかに時期的に

そんなのを使っていると想えません。

どのニュースも今回は原因に関して

何も言ってませんでした。

 

となると原因は何なのか？

察することは出来ませんが、

少しでも確立を下げることは出来ます。

 

復電火災の原因は１００％電気火災。

なので、漏電の可能性もゼロではありません。

今回、この時期の台風被害での復電火災、

原因を早く知りたいのですが、

記事などで取り上げらるのを待ってたら

もし万が一の時に間に合わないかも！？

 

ですので予測して行動するしかありません。

先ずはゼロではない原因の一つ。

「漏電」による火災。

 

お客様とお話しすると意外と言われます、

「電気は見えんから怖かもんね～」

まさしくその通りです。

 

なので漏電ブレーカがきちんと作動するのか

確認する必要があります。

 

と、その前に古くなったブレーカの

性能を判断する手立てはないのです。

 

となると、新品に交換するしかないのです。

古くなったブレーカとは？？

通常、ブレーカを取り換えることは

殆どのご家庭で経験されない事でしょう。

 

しかし今のブレーカは確実に

性能が上がっております。

 

今回のお客様は築３５年！

勿論そのころからブレーカを

取り換える事なんてなかったそうです。

 

写真で見るとこんな感じです。

 

 

注目すべきはブレーカが外に出てますね。

こんな工事をする電気屋さんは

正直言いまして、

「プロではない」

と個人的に想っております。

 

何故かと言いますと

見た目が悪いのは勿論ですが

外に出てるのでホコリがたまり易いです。

 

写真で見るとこんなになってました。

 

 

 

 

また、別のブレーカもこんな感じに。

 

 

 

更に蓋を開けると、

 

 

 

どうじても古くなるとホコリが積山します。

設置環境にも大きく左右されますが

こちらは台所付近に設置されていました。

 

今では脱衣場が設置場所１位ですが、

当時は台所が１位でした。

けっこう、皆さんのご実家も意外と

こんな感じではないでしょうか？

 

 

このホコリが危険ですよね。

脅しではなく、

電気火災の原因で多いのが

コンセントに積もったホコリに

湿気や油が付着して僅かな隙間から

熱が発生し、引火して火災になるようです。

 

これが台風被害の後の復電時に

もし・・・

と考えたら可能性はゼロではないと思います。

 

 

今回は分電盤自体が危険な状態だったので

お客様にご説明し、ご理解いただき

交換となりました。

 

 

早速、本体を取り外します。

 

 

 

上の写真と見比べて下さい。

 

 

違いが分かりますか？

上の写真はホコリだらけ。

下の写真は電線と壁に付いたホコリを

拭き取ってます。

 

更に新型の分電盤に奇麗に収まる様に

電線を上の穴と下の穴に振り分けています。

 

なので新しい分電盤を設置した時に

こんなに奇麗に収まるのです(*’ω’*)

 

 

 

太いケーブルの結線には

マーキングは欠かせません。

 

 

これは大型の工場などの施工で

培った経験と拘りです！(｀・ω・´)

 

 

カバーをして、

こんなに奇麗に！

 

 

カバーを下したら

見違えてしまうぐらい奇麗に！

 

 

 

大変、喜んで頂きました！

個人的には横の隙間のはみ出した部分を

何とかしたいのですが

電気屋として出来る事は何なんだろ～

と、模索しております(‘ω’)

 

 

より良い安心して頂ける環境づくり！

これからも励んでいきます！！(^^)/