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職人の常識だけど

なかなか出来ていない可能性がある

こだわり施工。

 

職人なら当たり前の施工方法。

 

しかし、少し手間がかかったりします。

その手間を「惜しむ、惜しまない」の感覚ではなく

当り前に行える職人としての教育が必要になります。

 

その教育とは

先輩の施工を後輩は真似するので

その先輩が背中（行動）で示すものです。

 

後輩が先輩を超えることは

ほぼほぼ有り得ません。

先輩以上になることは

本当に稀と言う事です。

 

そこを頭に入れて教育する必要があります。

 

弊社では歴代の先輩職人が

その背中で後輩に教育します。

 

 

一つ二つ例を挙げると

電線を通す為の「壁の貫通」

 

壁を貫通するのは意外と簡単な作業です。

簡単なのですが、この知識が必要になります。

 

それは、

「水勾配」

この事が理解できていないと

貫通部分に電線を通した時に

電線を伝って部屋の中に

雨水が侵入することに！

 

部屋の中に入るならまだいいです。

これがタチ悪い場合、

壁の中に侵入します。

 

なぜタチ悪いかと言いますと、

部屋の中であれば気付けますね。

しかし壁の中だと気付けない。

 

気付けないからほったらかし。

ほったらかしでも壁の中だから

直接、生活の不便に直結しません。

 

するとどうなるのか？

 

そうです。

最悪の場合、白蟻の被害にあいます。

こうなったら本当に大変です。

 

そこまでならないと思います。

しかし「絶対にない」とも言い難い。

雨が降って雨水が壁伝いに電線を伝い

そして壁内に侵入する。

 

有り得ない話しでは無いですよね？

 

それを少しでも防止する為に

弊社ではこの様な施工にしております。

 

先ずは、

そもそもの貫通は？

 

これです！

 

 

見ても何のことか分かりませんね？

 

ポイントは、

「貫通の角度」です。

職人であれば写真を見ただけで分かりますが

これを読まれてる方の殆どが職人ではないと思いますので

少し分かり易く説明しますと、

 

外壁から部屋内壁に向かって

下の角度から掘っているが分かりますか？

 

こうすれば、

電線の勾配が勝手に外向きに下がります。

すると雨水はどうなるかと言いますと

電線を伝ったとしても

外側に流れます。

 

なので、部屋内や壁の中に入らない。

という事になります。

 

更に、

電線貫通部には必ず「ボックス」を

取り付けるのですが、

これがなかなか出来ていない職人さんが

多い様に感じます。

 

これとは、

必ず雨が降ったらその雨水は

壁を伝って行きます。

すると壁とボックスの間に入り込みます。

 

その部分に防水処理がしてなかったら、

隙間を通って雨水が壁の中に侵入してしまいます。

侵入すると先ほど言ったような最悪の事態になり兼ねません。

 

それを少しでも防ぐために

こんなひと手間の作業します。

 

 

貫通した部分にボックスを付ける前に

コーキング（防水）処理。

※ビスの部分にもコーキング打ちます。

 

ボックスを後から付けた状態が

こんな感じです。

 

 

まだビスで固定する前ですが

コーキングがブニューって出て

壁にくっついているのがお分かり頂けますでしょうか？

 

これでビスをしっかり固定して

周りに更にコーキングすると

万が一周りのコーキングが紫外線で

切れたとしても貫通部分のコーキングで

防ぐことが出来ます。

 

 

やり過ぎかな？？

 

いいえ。お客様の立場に立ったら

これ位、当たり前だと思います。

 

ただし、言わないと気付いてもらえない

ひと手間なので普通の職人はそこまで意識しないこだわりです。

 

しかし、

意識している職人と

そうでない職人。

 

大きな差が出ますね！

 

皆さんはどちらの職人さんに

お仕事依頼されたいですか？(*^▽^*)

 

家は家族を守る大切な財産。

いい仕事で良いお家を

末永くお守りして行きます！

 

熊本市北区、地域密着で

電気工事を頑張っている

タケモトデンキ　代表　竹本でした！(*^▽^*)